「目的と手段」を常に意識しよう!|新規事業・新商品開発の企画推進で注意すべきこと

ビジネスグラフ

私はサラリーマン時代に「手段を目的化するダメ仕事」というタイトルの記事(今は見つからないようです)を読んで共感したことをきっかけに、今やっていることは「 目的か? 手段か? 」ということを常に意識するようになりました。

実は仕事を進める上で「手段が目的化してしまっている」ことはよくあります。
むしろ目的が意識されていないことの方が多いと言えるでしょう。

「目的か?手段か?」を意識するようになって、企画マネージャーとしての仕事の効率が格段に上がりました
今もクライアントさんのサポートでは、「目的か?手段か?」とよく質問し確認します。

タスクが行き詰まったり会議で議論が堂々巡りになったときには、「 目的は何か?」を意識するだけで解決策が見えたり、議論がまとまったりすることが多々あります。新規事業や新商品開発の企画推進にとても重要ですので、お伝えしておきます。

■ 「手段が目的化」してはいけない

会社では仕事を進めていく上で「手段が目的化してしまっている」ことが本当によくあります。
皆さんの周りでもたくさんあるはずです。
目的が意識されていることの方が少ないかもしれません。

マネージャーやリーダーは常に目的を意識することがとても大切です。

・会社の目的
・事業の目的
・新規事業の目的
・新商品の目的
・企画の目的
・それぞれのタスクの目的

を意識するだけで、考え方や行動が変わるはずです。
タスクや議論がなんだかしっくりこないときは、「手段が目的化してしまっていないか」を確認してください。

■ 「手段が目的化してしまう」よくある例

「手段が目的化してしまっている」3つの事例をあげておきます。
心当たりがある方も多いはずです。

◇ 会議、ミーティング

会議やミーティングで、議論が平行線をたどったり、堂々巡りしてしまうことがよくありますよね。

そのようなときは、
「この会議の目的は何か?」
を参加者で再確認しましょう

そうすることで「議論のポイントがずれているだけ」であることが確認でき、会議がスムーズに進むことがよくあります。

特に会議の主催者やファシリテーターは、「この会議の目的は何か?」を常に意識することが大切です。

定例会議は会議を開催すること自体が目的になってしまっていませんか?
重要議題がなければスキップしましょう。
集まることが必要ならそれも重要ですが、なんのために集まるかをしっかり定義しておくことは大切です。

◇ 資料づくり

内部用なのに手が込んだ資料を作成していませんか?
あるいは、手の込んだ資料を作成するように部下やメンバーに指示していませんか?

・誰に何を説明するのか?
・その人に何をしてほしいのか?
資料づくりの目的を明確化してください。

また、資料づくりは目的にあわせて内容と見た目を工夫しましょう。

「資料づくりを上達させたい」から内部用でもしっかり作るのであれば、それでも構いません。
この場合は「上達させることが目的」です。

◇ ユーザーアンケート

ユーザーアンケートを行って結果は出たが、うまく施策に活かせなかったということはありませんか?

私も、最初はきちんと目的をもってアンケートを企画したが、関係者で議論しているうちに、いつのまにか「アンケートをとること自体が目的」となってしまい、結果を見ても「ふ~ん」で終わってしまった経験があります。

いきなりアンケートをとるのではなく、アンケートの「目的は何か?」「目的に沿っているか?」を常に確認しましょう。
ユーザーアンケートは
しっかりと仮設を立て、その検証を目的に行うとよい結果が得られます

いずれにしても目的、つまり「何の情報を得て」「何に使いたいのか」を明確にし、アンケートを実施しましょう。

■ 手段は任せる

マネージャーはチームのメンバーに対して、また企画リーダーは協力してくれる人たちに対して、「目的のためには手段は任せる」
ことを心掛けます

どういうやり方をするか、つまり「 How (手段)」まで指示してしまうと頼まれた方は逆にやりにくいことがよくあります。
仕事ができる人に頼むときは特に気を付けましょう。

気持ちよくやってもらうためには、「 How (手段)」は任せてしまいましょう。
ただし、「 目的 」はしっかり伝えておくことが前提です。
「 目的 」がしっかり伝わっていると、指示された仕事はぶれなくなり質も効率もあがります。

■ 「目的は何か?」を常に意識しよう!

自戒を込めてになりますが、企画推進だけでなくどんな仕事でも、オーバーに言うと仕事以外でも常に、
「今やっていることの目的は何か?」
を意識することはとても大切です。

そうすることで、

・目的に向かって最短、最小の労力で進めることができます
・小さいことに迷わず前進することができます
・会議がスムーズに進みます
・協力者の仕事も確実になります

つまり、仕事の効率が格段にあがります。
普段あまり意識していなかった方は、必ず意識してみてください。

■ まとめ

新規事業、新商品開発の企画推進において、
「 目的と手段 」
を常に意識することの重要性についてお伝えしました。

仕事がうまく進まないとき、会議で議論がかみ合わないときは、
「 目的は何か? 」
に立ち返りましょう。

また、目的を達成するためには手段にはこだわりすぎないことも重要です。
プロジェクトの目的を確実に達成するために、「 目的と手段 」を常に意識して進めましょう。

あなたのプロジェクトが最短、最速で成功し、すばらしい新事業、新商品が創造されるのを期待しています。

感想などいただけるとうれしいです。
ご質問も遠慮なくお願いします。

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